こっちもちょうどフォアハンド改造特訓の最中、練習相手を探していたところ、もちろん受けて立ちました!
対戦場所は、以前住んでいたコンド。少し郷愁にかられますが、気を引き締めて戦闘モードでコートに向かいます。
試合前、少しお互い自己紹介をしました。
名前はMichael、フランス人(おそらく30歳ぐらい)シンガポールでITの会社を経営している。以前は日系の自動車メーカーで勤務したことあり。
先月、スイス・ジュネーブで行われた、レーバーカップの観戦に行ってきたとのこと。
スポーツはテニス以外にもサッカー、フェイシング、柔道などいろいろなスポーツをやっているとのこと。
話をしてるいると凄すぎて、だんだん弱気モードになってきます。。。。
試合内容と結果です。
【第一試合】
◉1−6 敗戦
パパさんサービスゲームで試合スタートしました。
試合内容は、Michaelのサービスゲームは悠々キープ、パパさんのサービスゲームはDeuceまで持ち込むものの、最終的には1度しかキープできず、敗戦となりました。
【第二試合】
◉0−6 敗戦
完敗でしたが、いいフォアハンドが入り始めます。結果1ゲームも取れませんでしたが、内容は1ゲーム目より接戦でした。
【第三試合】
◉1−6 敗戦
第三試合で、パパさんの気持ちに変化が起きます。これまでは練習でも試合でも相手の事を考えて、(ここダブルフォルトしたら失礼だな〜 ラリーが続いた方が相手は嬉しいからミスできないな〜 試合を楽しんでくれてるか?など)プレーをしていましたが、この試合で初めて、相手の事は気にせず、自分がしたいプレーをすることに集中することができました。これは初めての感情です。
【感想】
セットカウント0−3でパパさんぼろ負けでした。
相手のサービスゲームは簡単にキープを許す試合内容でしたが、パパさんのサービスゲームはほとんどDeuceまでもつれました。でもどうしてもキープすることができませんでした。自分のゲームをキープできれば、もう少し接戦になっていたと思いますが、今後、なぜギリギリのところでゲームを落としてしまうのか(おそらくメンタル)考えたいと思います。
【良かったところ】
◉全てのフォアを新フォームで打った。イージーミスが重なり昔の打ち方に変えたくなりましたが、凡ミスをしても最後まで新フォームで戦いぬきました。
◉最後のゲームでは相手のことを考えず、集中することができた。(普段はいいゲームになるよう相手のことを考えてプレーしています。)
◉バックハンドは相変わらず安定していて武器になった。
◉サービスはダブルフォルトはあったが、そこそこ安定していた。
◉いいドロップショットが決まっていた。
【悪かったところ】
◉新フォアフォームの打点が遅れ気味でアウトボールが多かった。
◉新フォアフォームの打点が早すぎでネットボールが多かった。
◉相手の速くコースに決まるボールにまったく追いつかなかった。ステップ or 読みが遅い
Michaelとの会話の中で、フランス人はハングリー精神がないので、セルビア人のジョコビッチやスペイン人のナダルに勝つことはできないと言っていました。Michaelも子供の頃テニススクールに通っていましたが、今思えば甘いスクールで、あまり成長しなかったのではないか?とのこと。子供がいる身として、厳しく?楽しく?どっちで教育をするのか少し考えさせられました。
最後にMichaelから、テニスは経験ではなく、テクニックと頭脳のスポーツ。パパさんはおそらくそれができる、大会では強いタイプ。対戦して容易にイメージすることができる!と最高の褒め言葉をいただきました!