ITF初試合の対戦相手は、SAEHWONGという左利きのタイ人選手です。
1回戦を勝てば世界ランキングポイントがもらえます。世界ランカー目指してがんばります！
試合の前には、審判がきて、コイントスをしてサービスorレシーブを決めます。審判はずーと判定はしてくれませんが、巡回しておりときどき試合をチェックします。
【今回の大会で心がけたこと】
1、今練習しているプロネーションサーブは相手がリターンミスする確率の高いサーブなので、スピードではなく、しっかりプロネーションのかかったサーブを打つ。
2、バックハンドは、安易にスライスを打つのではなく、集中して両ハンドスピンを打つこと。バックハンドが安定すれば、パパさんは集中力が上がるため。
3、パパさんのネットプレーの評価が高いため、チャンスがあれば、どんどんネットプレーにでる。
4、レシーブはとにかく返すことを重視する。
5、最後にフォアハンドはヘッドを前に倒してテイクバックし、打つ時は肘を伸ばし、手首を回転させることを徹底する。ママちゃんから教わったフォアハンドを忘れないこと。
【パパさんの世界戦スタートです！】
◉第1セット
SAEHWONG選手のサーブからスタートします。
スタートダッシュを心がけたのですが、強気に攻めた両手バックハンドのレシーブミスなどがあり、乗り切れないままサービスキープを許してしまいます。
その後もパパさんはペースをつかむことができず、1−6で第1セットを落としてしまいます。
◉第2セット
これまでのパパさんであれば、第1セットを1−6の大差で落とすと、第2セットは0−6か1−6で奪われて敗けていたのですが、今日は、いつものパパさんとは違いました。
パパさんのサービスゲームでスタートします。幸先よくキープして1−0とします。
SAEHWONG選手もサーブスゲームをキープした1−1になります。
その後、
【1−2】
【2−2】
【2−3】
【2−4】
【3−4】
【4−4】
【4−5】
【5−5】
【6−5】
【7−5】
集中していたので気がつきませんでしたが、思い返すとすごいセットだったと思います。このセット、パパさんにとって記念すべき、ITF初セット奪取になりました。
このセット良かったところは、攻める気持ちをもって戦うことができたことです。スライスで逃げたりすることなく、常に丁寧に＆しかしハードに、しっかり構えて、振り抜くことができていました。テイクバックのタイミングも早めで良かったです。
ただ、この試合の最後のゲームで足がつりそうになりはじめます。試合前に足つり予防として芍薬甘草湯を飲んだのですが、効果がきれてきたのでしょうか？即効性のある漢方なので、3セット目に入る前にもう一袋のみます。
ゲームカウントが1−1となり、NEWボールに変わります。
幸い、NEWボールに変わったり、水分補給などで時間がかかったので、足が回復します。
◉第3セット
第2セットが終わった時点で約2時間が経過しています。試合開始が遅れたこともあり、そろそろ飛行機の時間が気になり始めます。
パパさんのサーブでセットスタートです。
第2セットの流れそのままに、パパさんサービスキープ。1−0と先行して幸先の良いスタートを切ります。
SAEHWONG選手のサービスゲーム。パパさんの良い流れそのままにブレークして2−0にして試合を優位に進めたかったのですが、1−1にされてしまいます。
その後、1−4になってしまいます。飛行機のことは忘れて、気持ちを切り替えましたが、うまく集中できません。
なんとか2−4にしますが、最後は実力で勝る相手に押し切られてしまいました。
パパさん1セットは取りましたが、ITF初戦、1−2で敗北です。
【反省点】
スプリットステップが飛びすぎている。そのため後半、足がつりそうになっていました。
【総括】
スプリットステップ以外では反省点はなく、良くできていたと思っています。帰りのフライトのことが気になり集中が切れてしまったところが残念です。もちろん負けた理由は相手の方が強かったということに尽きます。
ITF初陣、パパさんは約2時間半の試合を戦いました。
パパさん2時間以上の試合をしたのは初めてでしたがあっという間でした。集中力が上がってる？気持ちいいプレーができている？屋根があって暑くから？いろいろ理由はあると思いますが、2時間半試合ができて楽しかったです。
ITF初戦、忘れられない満足のできる試合でした。
